大阪民国の春の風物詩
世間はどう移り変わろうとも、毎年春になると必ず桜の花は咲く。日本の朝鮮大阪民国においても、それは同じ。天満橋から毛馬の4.2キロにかけて、大川(旧淀川)のほとりに植樹されたソメイヨシノが今年も満開になった。
桜満開の大川
その多くが座敷を備えた居酒屋であったり、コナモンから鮎の塩焼きに至るまでの料理屋台の数々である。同時に造幣局で行われる「桜の通り抜け」も相まって、関西一円から凄まじい人出があり、また、屋台もこの上ない賑わいを見せる。

夜は桜の木に全てライトアップが。花見舟も川を通る
大川の桜が屋台のせいで痛んでいる
それはそれで風情がある、と呑気に思うだろうが、これらの屋台が放つ鉄板の熱や煙がソメイヨシノの木を激しく傷める原因となっていることは、あまり想像に及ばないだろう。毎日放送「VOICE」で再び大阪の花見客のマナーを嘆く報道があった。
MBS VOICE:憤懣本舗「サクラを枯らす花見マナー違反」
それによると、桜の木、とりわけ観賞用に人工的に作られた品種であるソメイヨシノは思ったよりも弱く、寿命も60〜80年だと言われている。何気なく花見に来ていて、気づかないうちにこれらの行為で桜を傷つけているという。
・バーベキューは火事の元ばかりでなく当然桜にダメージ
・桜の枝に取り付けたライトや場所取りのロープ、枝に負担がかかりダメージになる
・人が根元の周りを踏むだけで「根頭ガン腫病」の原因になる
私も恥ずかしながら「足で踏むだけで根頭ガン腫病の原因になる」までは知らなかった。だがこれだけ桜の花見について注意事項がある割に、何故か「VOICE」の取材では大川の屋台を取材したものはなかった。この基準で行くと、あの屋台は全て「アウト」ではないのか。

こんなお花見屋台も全部「アウト」?
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