2005年11月オープン、市の施設利用料95%値引きでも赤字見込み
平野区「リフレうりわり」
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リフレうりわり

大阪名物「公費掛け流し」?
大阪市の外れに採算度外視の温浴施設
ダメポ新築物件仲間入り


お風呂・プール充実、産直野菜、無料足湯
安上がりに楽しめる新施設「リフレうりわり」
なんだけど、大阪市民には縁遠い施設のような

「大阪市環境事業局 平野工場余熱利用施設」

オープン記念で駐車場は完全に無料ですよ。

数々のハコモノ行政の弊害が明るみになってからも、性懲りもなくダメポ物件が生産される大阪市。

またしても2005年11月、大阪市の建てた温浴施設がオープンした。
その名も「リフレうりわり」。

大阪市環境事業局平野工場の新築移転工事に伴い、旧平野工場跡地のあった敷地に、新工場から出される廃熱を利用した温浴施設を作ることになった。

総工費18億円。運営は市の外郭団体「財団法人 大阪市環境事業協会」。

「環境保護」が謳われる21世紀、ごみ処理場の余熱利用にしろ何にしろ、リサイクルに取り組むのは結構なことなのだが、問題は「リフレうりわり」が建っている場所。

大阪市の端も端、大和川を飛び越えた向こうにある。
地図をご覧になるとわかるが、施設の建つ「平野区瓜破南」というところは大和川の南に大阪市域がはみ出した部分。

大阪市本体とは大和川で分断され、周囲三方は大阪府松原市。
もちろん近隣に最寄の駅もなく、公共交通でのアクセスはきわめて不便。だが建物の真横に阪神高速松原線が走っているのでそれを目安にすればよい。瓜破出口か三宅出口でどうぞ。

そんなわけで、自家用車で平野区瓜破の最果てを目指した。

前もって地図で場所を確かめたものの、ラブホテルと隣接してるし、なんか目立たない建物で、うっかり通り過ぎてしまった。

大阪市内といえども、クルマなしではどうにもならない場所なので駐車場はきちんと用意されている。しかも1月下旬の時点ではオープン記念で駐車場料金が完全無料だった。

よく見ると市バスの停車場も新しく出来ていたりしているがバスの運行時間は一時間に2本程度。どっちにしても大阪市民が施設の恩恵を受けることは少ない。ていうか松原市民の方が恩恵を受けてそう。

早速中に入ると1階は地元松原市内の産直野菜や食料品が売られている「遊菜館」という店舗と、食事どころ、マッサージの店、その他、無料で入れる足湯がある。

だが「リフレ」の湯は天然温泉ではなく、温泉成分を溶かしただけの湯。

一方、大和川下流2キロには、同じく大阪市が120億円で建てた公費掛け流し・赤字垂れ流しの天然温泉「ラスパOSAKA」もあるし、普通の銭湯料金で入れる「ふれあい温泉矢田」まである。さらには堺市の「のびやか健康館」もある。
こんなご近所に似たような施設を建ててどういう意味があるのかさっぱりわからない。大阪市内にはベイエリアを中心に天然温泉を使ったスーパー銭湯が次々オープンしたりして競争状態になっているが、民間会社が進出する中で市営(厳密には違うが)の風呂屋がどこまで競り合えるのかね。

「リフレ」は「ラスパ」や「のびやか」と同じように、温浴施設+プールという形式だが、フィットネス施設は無い分、若干こじんまりした感じだ。

だが、全館利用でも700円、風呂だけ入るなら390円で済むので「ラスパ」「のびやか」と比べたらだいぶ気軽に利用できる。だけどこんな場所じゃなぁ~。

試しに風呂だけ入ってみたが、別に何のことは無い、普通の銭湯と同じ、むしろ小さいくらいだった。ただサウナ付きなのは良い。普通の銭湯のサウナは200円別途に支払う必要があるので、これはプラスである。

まだ開業したばかりなのでこれからどうなるか不明だが、生暖かく見守ってみよう。


大阪市環境事業局平野工場。
舞洲ほどではないが相当巨大な建物。

市バス乗り場もあるけど1時間2本しか来ません。
大阪市内のスーパー銭湯一覧はGoogleマップ検索でどうぞ。

リフレうりわり プロフィール
2005年11月オープン 総工費:約18億円
建設者:大阪市環境事業局
施設運営:(財)大阪市環境事業協会
利用料金:全館700円・風呂のみ390円

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