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昔、太閤秀吉、今、ホームレスの天下 大阪城公園

桜が雨に散り始める頃、大阪都心の大阪城公園を訪れた。

いまや西成ばかりではなく大阪市全体、そして大阪市外にも、公園内や高架道路下、川沿いの場所にホームレスのテントがびっしり張ってある。大阪のホームレスの数、公式発表の6千人〜8千人どころではないような気がするが。

JR森之宮駅を降りた側から大阪城公園に入る。公園の正面入り口から脇道の茂みを見ると既にホームレスのテントだらけになっている。

それだけで一般市民が避けて通る雰囲気全開なのだが、別に襲ってきたりとかするわけでもないのに避ける理由もなかろう。

大阪城公園のホームレステント。
なんか扉まで付いてるしテントというよりは家。
2006年1月末に大阪市側が「世界バラ会議」を名目に靭公園と大阪城公園のホームレスを強制退去させたが、ここのテント村は今も健在。

桜並木とホームレス。右の小屋はパンク修理を600円で承っている。彼らなりに自立の道を一生懸命考えている。
中には発電機を使いテント内の電力供給を行っている本格的なところもある。ブルーテントの見た目とは裏腹にきちんと整理整頓されたりもしている。ホームレスのテントというよりアウトドアキャンプに近い感覚だ。

VOICEでも放送された大阪城公園のお花見スポット。あちらこちらにバーベキューの炭が捨てられて土が黒く濁っている。
大阪城公園は言わずと知れた大阪城天守閣の鎮座する大阪の代表的な公園だ。そして毎年桜の開花時期になると大勢の花見客でいっぱいになる。
毎日放送VOICEでも大阪城公園で宴会をする花見客のマナーの悪さを指摘している。

一般的に大阪の公園では普通にゴミ箱が置いてあるので花見の宴会の後には大量のゴミが残る。
公園内に限らず大阪市内は公共のゴミ箱が至る所に設置されているので市民は当たり前のようにそこに捨てる。家にゴミを持って帰る風習がほとんど無い。

お堀の隅には大量のゴミが浮いている。大阪ではゴミは家に持って帰るという風習が無い。
一方でゴミとして捨てられた空き缶やダンボールはホームレスの貴重な収入源として存在する。
ダンボールは単価が安すぎるので主力商品はもっぱら空き缶。公共のゴミ箱の中身を定期的に回収するシルバー労働者もいるし、大阪には大阪なりのゴミ回収サイクルが機能しているのである。



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