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神戸市立フルーツ・フラワーパークさらに園内を探索する。一番奥にある広場には、さらに雰囲気ぶち壊しの「ストラックアウト」コーナーとボートの乗り物が。何でもあり。もう気分は探偵ナイトスクープ、桂コエピョンのパラダイス状態である。 しかしここに来てさらにビビッたのは、広場の正面に建っているのが宿泊可能なホテルであるということだ。しかも温泉大浴場までついている。 温泉好きの私が入らない訳にはいかないだろう。 期待に胸膨らませてホテルの中へと入るのであった。
その名も「ホテルフルーツ・フラワー」そのまんまやんけ!という名称だがそれはさておき中へ。 この中に温泉施設があるのだが…案内表示がないので一瞬迷いました。 どうやら温泉は建物の2階に上がるらしい。それにしても廊下の壁は全て大理石ですかこれ?うひゃー。 客室はもとより大宴会場もいくつか置かれているものの、オープン14年目であるにも関わらず、使っている形跡はあまりない。
もちろん源泉掛け流し。温泉だけで言えば素晴らしいの一言に尽きる。 「茜の湯」と名づけられたこの温泉施設、「大沢温泉」の泉質は珍しく、鉄分が多いため色は赤茶けている。フルーツ・フラワーパークの年間会員(年間2000円で家族4人車一台無料!安っ!)になれば温泉に通うことも可能だが私は神戸市民でも兵庫県民でもないので遠慮させて頂いた。公式ホームページはこちら。
他には普通の喫茶店、もう一つフルーツカフェなんぞもあって、果物を使ったスイーツや軽食類を用意したレストランもある。 あとは運営会社の「神戸ワイン」が「ワイン・ビール館」なる直営店を置いている。パークの端には温室もあり、野菜や果物の直売、それから栽培も行っている。基本的には農業振興を目的とした第三セクターなのだから、こうした施設だけあれば十分だと思うのだが、なんで高級ホテルや本格ヨーロッパ庭園を122億円もかけて造っちゃうのかねえ。
もう一つ驚いたのが「バイテク館」という施設。ウイルスを取り除いた完全無菌の苗を人工的に培養している。 ここで培養した苗は周辺の農家に配られる。病気に強い苗を作ることで農作業を楽にしようという試み。 休日だったからかして作業員は居なかったが、おそらく平日ならばガラス越しに作業風景が見られるかも知れない。
一周見て回ったが、やはり三セク経営の弊害というものを感じずにはいられない施設である。 あれもこれも詰め込みすぎちゃってる訳ですね。ぶっちゃけあんな高級ホテルさえなければ施設の存続が危うくなることはないと思ったが… 神戸市の破綻も間近に控えているのだ。施設の負債は神戸市が買い取りなんとか延命させている状態だが、神戸市も借金まみれなのでいつまでもおんぶにだっこという訳にもいかない。この「フルーツ・フラワーパーク」があと何年経営を続けられるか、先行きは明るくない。
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