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神戸市立フルーツ・フラワーパーク神戸市を代表するダメポ物件として前々からマークしていた施設だ。1993年の開業以来ずっと赤字運営だという。 場所を地図で調べて驚愕した。 まさしく神戸市の北の端、大沢町(おおぞうちょうと読む)という所に建っているのだ。 公共交通機関を使うとすれば、JR三田駅、神戸電鉄岡場駅、もしくは三宮から出ている送迎バスを使うことになる。車の場合は、六甲北有料道路の大沢ICを降りてすぐ。 すぐ隣が三田市にあたる。 入り口はドライブスルー方式で料金を徴収するシステムになっていた。 こんな真冬に男一人でやってくる珍妙な客は私一人しかいないだろう。 料金係のオバチャンが不思議そうに「後ろ、誰も乗ってないですよね?」と聞いてきた。
しかし時期の問題からだろうか、今は夕方5時からは完全に無料で入れるらしい。 案の定広大な駐車場の大半がガラ空き。 果物や花を扱う施設ならば致し方ない事だがそれにしても正面のヨーロッパ風の豪勢な建物の造りが気になる。 その左側には「神戸おとぎの国」だなんて、一昔前の空気を感じさせてくれる小さな遊園地があるではないか。 えらい寒い時期だが子供は元気である。ほとんどの乗り物はひと家族もしくはふた家族占用状態で動いている。お客の乗り物代で電気代はとても賄えそうにない。なんだか夕張と被る。 観覧車だって、誰も乗っていないのに回り続けているし… 休日でこれだから平日にどうなってるかなんて考えると目も当てられない。ここが三宮とかならいいが、神戸市内と言えどもとんでもない山奥なのである。 あの「神戸ポートピアランド」も震災のあおりとUSJ開業による入場者数減少で店じまいを余儀なくされたのだ。 こんな場所でとても収益が出るとは思えない。
そんな古めかしい遊園地を後にして正面の豪勢な建物に向かう。 ハリボテなんかじゃない本格的な造りである。122億円も掛けたのだから当然か。しかし寒いし人も居ないし。寂しいぜ。 入り口の横には園内を1周する電車風の乗り物が。 このテの施設に来るとたいがいあるよなw しかし名前が「チューチュートレイン」なのはいただけません。 だが乗車無料というのは大盤振る舞いだ。 有料化しても誰も乗らないからだろうか? しかし園内は端から端まで歩いても大した距離じゃない。 結局滞在中にチューチュートレインが動いている姿を見ることはなかった。
園内に入るとこれまたヨーロッパ風のオサレな庭園が広がっていてカッコイイのだ。 ヨーロッパ旅行なんかしたことないけどな。 しかし写真に収めてみるとヨーロッパ旅行に行ってきたぞと言っても嘘がばれないくらい本格的な造りである。しかも冬場なので誰も居ない。一年中通して何人くらいの客が来るのか具体的に知る由もないが。
だがそんなイイ雰囲気も庭園の中ほどまで行くと一気にぶち壊しである。なぜなら…
ヨーロッパ庭園の真ん中にでかでかと誕生した猿回し劇団「神戸モンキーズ」の舞台が建てられているのだ。 あひゃひゃ、グダグダもええところやな。なぜこんな所に猿回しを持ってくるのだろうか。センスを疑うぜ。 >2ページ目に続く |
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