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貧乏上等 守口・門真 (2)

金曜日, 10 月 3rd, 2008

門真市役所は貧困層の修羅場

京阪電車に乗り、ゴキブリマンホールでおなじみの京橋から10分もしないうちに門真市駅に着く。

郊外というよりもまるで大阪市の一部のような感覚の場所である。むろん田畑が広がっているわけでもなく、大阪市内同様住宅だらけの風景だ。

駅を降りると、北側には松下・パナソニックの広大な工場が広がっている。企業城下町たる所以だ。

今でこそ「世界の松下」と呼ばれるようになった松下電器は大阪発祥の企業。昭和8(1933)年、大阪の北東方向、いわば「鬼門」と言われる現在の門真市に7万平米の広さの工場を建設した。(→詳細)それは縁起に囚われない経営者の判断からだった。

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貧乏上等 守口・門真 (1)

金曜日, 10 月 3rd, 2008

迫り来る格差社会と貧困、この街で何が起こっているのか?

大阪府守口市・門真市。
大阪市の市域に隣接し、都心からさほど離れても無い場所に二つの小さな衛星都市がある。「世界の松下」として名を轟かせる、松下電器の企業城下町だった。

1960年代の高度経済成長期、わずか人口3万人だった門真市に、松下で働くために移住してきた労働者が次々やってきて、10年間で人口13万人にまで激増した。松下電器からの税収で財政は豊かだった。だからこそ大阪市と合併せずに市政運営を続けていったのだが…

しかしそれは長続きしなかった。門真の松下は70年代から生産部門から技術開発部門へとシフトし、下請け企業はどんどん数を減らし、バブル期以降になると生産部門は海外へ移転するなどし、門真の企業城下町としての姿はすっかり影を潜めてしまった。

それに人件費低コストで「世界の工場」として台頭する支那企業に負けじと、製造業の非正規雇用へのシフトによる人件費削減が、日本の工場仕事で飯を食ってきた庶民の生活に追い討ちを掛けた。

高度経済成長の波に乗り、田畑を潰して建てられた文化住宅群に引っ越してきた当時の若者は今ではオッサンオバハンに。賃金は下がるに下がり、生活保護水準、国民保険料もまともに払えず、門真市の国民健康保険収納率は全国最低の72.5%(2005年)。

年間所得200万円の4人家族でも年間43万4千円もの国保料を取られてしまうという門真市。財政難で国保料を下げる訳にもいかず悪循環。(→詳細

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