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2006年02月03日

交通渋滞が大幅に改善

産経新聞:信号の技、大阪の渋滞減った 秒調整、ピークの6割に(2006/2/3  14:55)

 昨年一年間の大阪府内の交通渋滞が、同様の記録を取り始めた平成六年以来最も緩和されていたことが、府警交通規制課の調べで分かった。近畿二府四県で比較しても緩和は著しいという。車の流れをスムーズにするため、信号機の青や赤の切り替えを秒単位で調整するなど運用を大幅に見直したのが大きな要因とみられる。
 府警は渋滞を「500m以上の車列が30分以上続く状態」と定義。平成6年から一般道路の主要交差点220カ所で発生状況を調べている。昨年の一日平均の渋滞時間は、府内合計で213時間で、一昨年に比べて約14%(34時間)減少。ピークだった8年からは約40%減った。
 交通規制課によると、ここ数年、大阪のオートバイ・自動車の保有台数は約380万台でほとんど変化しておらず、府警は「目立った交通量の減少はみられない」と分析。半面、一昨年より約800カ所多い約2800カ所で信号を調整し直したことが、効果を上げたとみている。
 具体的には、交差点で交通量の多い方の道路の「青」の時間を延ばすなど単純な方法だが、茨木市の奈良交差点では、幹線道路側の「青」を15秒延ばしたところ、渋滞時間が25分も減少した。
 交差している道路の「赤」が長くなることで新たな渋滞が発生しないよう、ぎりぎりの線として15秒を弾き出したという。
 また、東西の国道2号と南北の四つ橋筋が交わる桜橋交差点(北区)では、四つ橋筋の別の交差点で歩行者だけが横断できる時間帯を設けることで、渋滞が17分減った。進入しにくくなった四つ橋筋を避ける車が増え、交通量が減ったためとみられる。
 ほかに信号が連続する場合、青が始まるタイミングを少しずつずらして車が止まりにくくする方法もあり、夜間と早朝の御堂筋ではこの方法を採用している。
 府警は、これらの信号機運用のため、交通規制課の専門の技術職員十数人を投入。車の通行量のほか、周辺道路の状況、時間帯、事故防止なども考慮して、秒単位の微調整を繰り返しながら青や赤の時間を割り当てているという。

投稿者 nakano-shima : 2006年02月03日 17:54

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