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第三章 大阪人のマナー

大阪人のゴミ出しマナーについて


◆大阪市にゴミ指定袋はない
現在、大部分の自治体では、ゴミ収集で指定袋を使用している。
大規模な政令指定都市では指定袋の導入が難しいため、大阪市でも指定袋はないが、京都市では2006年10月から指定袋の導入が始まっている。

また、指定袋がない場合でも、半透明で中身が見えるゴミ袋に入れるように言われている場合がほとんどだが、大阪市内でも一部地域では未だに中身の見えない黒や青の袋に可燃物、不燃物まぜこぜにして勝手に放り込んでもお咎めなしという状態が続いている。

大阪市の一般的なゴミ出しに使われる袋。

西成釜ヶ崎の一般的なゴミ出し風景。

なぜか大阪市だけ無くならない「街頭ゴミ箱」

◆政令指定都市では「街頭ゴミ箱」は無くなる動き…しかし大阪市は
大阪市民のゴミへの意識は低く、そのことは2004年度の14政令指定都市の中でも最も人口当たりのゴミ排出量が多いというデータで裏付けられている。一日一人当たりのゴミ総排出量の最多は大阪市の1732グラム、最少は広島市の1010グラム。

(参考:札幌市作成:政令指定都市の施策一覧表(平成16年度)

なお、行政が積極的に市民に対してゴミ出しマナーの改善を呼びかけることをしないのにはいくつか理由がある。
フンデルトヴァッサーデザインでおなじみの609億円ゴミ処理場「大阪市環境事業局舞洲工場」など、大阪市の所有するゴミ処理場は高性能の焼却機能を持っており、ダイオキシンを発生させずに高温焼却することができる。

あと、大阪市内で忘れてはならないのが街頭ゴミ箱の存在。
市内の至る所、市バスの停留所前や交差点などに、街頭ゴミ箱が置かれている。
その数およそ5000個。年間の維持管理費に2億2000万円掛けているという。

人民網日文版:街頭ごみ箱、なぜか関西は健在 全国では撤去進む

街頭ゴミ箱を設置する大阪市の言い分は「ポイ捨てが多いから、せめてゴミ箱に捨てて」とのことだが、逆にこのことが「街にゴミを捨てる」という行為を常態化させている気がしてならない。タバコの吸殻、空き缶、コンビニで買い食いしたものの食い散らかし、相変わらず大阪市内ではとても目立つ。「ゴミは家に持ち帰る」事を常識として根付かせることができなければ、ゴミは減ることはないだろう。

もっとも、これらの街頭ゴミ箱5000個のごみを回収する仕事は大阪市環境事業局の職員26人が回収に当たっている。

東京はテロ対策で、行政はおろか私鉄・JR各社に至るまで街頭ゴミ箱を徹底的に撤去しているし、他の政令都市においてもゴミ箱撤去の動きは高まっている。実際に行政コストを抑えることもでき、「ゴミは持ち帰る」という習慣を根付かせる一石二鳥の効果を生み出しているが、大阪では逆にゴミ収集職員の数を増やしている。

特定住民に弱腰の行政、とりわけ環境事業局職員の仕事を減らすのが惜しいようである。
大阪民国はゴミ後進国でもある。
(2007.2.22 追記)

大阪の喫煙マナーについて


喫煙者とホームレスの「大阪市役所市民ロビー」

大阪市の路上喫煙禁止条例PR用キャラクター「アカンずきん」
◆大阪民国は分煙後進国
大阪では残念ながら喫煙者のマナーも悪い。
大昔は電車の車内までもが喫煙スペースとなっていたが、さすがに現在ではそういうこともない。

しかし路上での歩きタバコ、飲食店、駅構内、至る所で場所柄を弁えず一服する人間は多く、副流煙にやられる可能性も高い。

「健康増進法」の施行など、全国的に喫煙マナーの意識向上の流れがある中でも大阪市では遅れに遅れている。さらに分煙への意識も低く、特に最も喫煙マナーの啓発をするべき行政機関、大阪市役所の市民ロビーや食堂の中が喫煙OKとなっていることを見ても、大阪民国が分煙後進国なのは明らかである。

また、タバコの火を消さず捨てる者もおり、時折街頭ゴミ箱が炎上することもある。全国的に動きが広がっている中、街頭ゴミ箱の撤去も受動喫煙対策も行わない、それが大阪民国クオリティ。

ようやく大阪市でも遅まきながら路上喫煙禁止区域を設け、違反者に過料を徴収する制度を導入する計画(→詳細)があり、2007年3月の制定を目指している。しかし過料が1000円というのは、先に路上喫煙禁止区域を設けている名古屋市や東京都千代田区の2000円と比べると全くの腰砕けである。

やはり大阪市は後進的と言わざるを得ない。

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